2016年12月31日
徹底解剖! NBORDE HK416D 粘着レビュー (Part 1)

日付変わって大晦日、年の瀬も押し迫った師走某日ついに我が家へやってきた 「NBORDE HK416D」。数ある PTW 用コンバージョンキットを押しのけ、まさに究極の416を実現したコイツ、いやこのお方を、ねっちりと隅から隅まで舐めまわそうという企画。幸い NBORDE の方とじっくりお話しする機会があったのですが、コダワリポイントが多すぎて、とても1回では収まりそうにないので、年をまたいでお送りしていきたいと思います!

さて、先日より 「NBORDE HK416D」 と連呼しちゃってますが、正確には AR 系のトレポンを HK416D 化するコンバージョンキット。なので正式製品名は 「Milling Receiver Conversion Kit For PTW -416D EARLY MODEL-」 となっています (長い)
キットの同梱物はざっくり以下の通り
・アッパー & ロアレシーバー
・アウターバレル
・ハンドガードレール (VFC と共同開発)
・レールスクリュー
・バレルナット
・ガスブロック (ロールピン付属)
・ガスピストン
・ピストンロッド・アセンブリー
加えてポートカバーやフォワードアシストノブ、各種ダミーピンなんかも付いてます。言い方を変えると、このキットと Value Kit 2があれば HK416D がまるっと組みあがるイメージ。
とまあ、内容物に関しては他社とそんなに変わらない感じ。だがしかし! 塗装などではなく、実銃同様のハードアノダイズド (硬質アルマイト) で仕上げられた質感に始まり、尋常でないこだわりが各所に秘められておるのです。以下、重箱の隅をほじりまくる粘着レポートをお送りします! ちなみに NBORDE 様から1円ももらっておりません!!
その1: 謎のロールピン? を完全再現!

ガスブロックをバレルに固定するロールピン。いきなり地味なとこから始めますが、この416のこだわりを話そうとすると、まずはコレから始めざるを得ません。

ハイ拡大。ご覧いただくとわかる通り、このピン、通常ひと巻きのロールピンと違って、くるくる巻いてあるのです。そもそもこれがロールピンという呼び名かどうかもわからないこのピン、日本で作っているのはたったの2社、それも最低ロット1万本・・・。
T 「で、どうしたんすか?」
N 「1万本買っちゃった・・・」
T 「いやおかしいだろ」
※実話
たかがピンにこのコダワリ、頭がおかしいですね。(誉め言葉)
その2: やめて! VFC のライフはもうゼロよ! ハンドガードレール

自分は官給レールをゲットしていたので使わなかったのですが、大枚をはたいて実物購入したのを後悔するレベルの出来栄えなハンドガードレール。銃に組み込み済みの自分のは中古なので質感の違いはありますが、造形は完璧。それもそのはず、共同開発の VFC をアポなし台湾突撃も含めて徹底的に追い込んで作り上げた逸品なのです。

最大の難関はこのレールスクリューをねじ込むパーツ。以前お伝えしたように、 VFC の416はここが別体パーツなのに対し、実物は溶接されているのです。

まずこちらが実物。これは超高価な機械を使わないと出来ない溶接らしく、これを再現するのが至難の業だったとのこと。

こちらが NBORDE。表面のテクスチャは若干違いますが、溶接痕の盛り上がり、サイズなどはほぼ実物通り。ものすごい技術です。

ちなみに VFC ではオミットされていた板バネによるレールスクリューの脱落防止も再現。もはや別物です。

続いてのポイントはガイドナンバー。レーザー刻印されたナンバーは、位置やフォントなど徹底的にこだわったそうです。

28番をアップにしてみました。右が実物ですが、擦れてる以外は寸分違わないと言っていいです。特定できないフォントをこのレベルで再現するのはかなり難しいのですが、ちょっと驚きました。

やばい、レールだけでこんなに長くなってしまった。とりあえずこれで最後にします。
個人的に一番感動したポイント、それは肌触り。以前書いたように、ピンピンに角が立った VFC 製に比べ、実物はマイルドな肌触りなのですが、それが再現されてます! これは1本1本手作業で面取りしたそうで、ヘタするとレールの精度が狂ってしまう難しい作業だったとのこと。
その3: 角度にコダワリ! レールスクリュー

あまりに細かすぎて、書いてて需要があるのか心配になってきました。今日はこれで最後にしますんで何卒お付き合いください。
さて、一目でわかる官給416の特徴、特殊プラスネジのレールスクリュー。これもスチールを削って製作したそうですが、特にこだわったのは角度。どこの角度だと思います?

正解はスクリューのローレット。手で回せるようにギザギザしてる部分のことです。

この形状は平目ローレットというそうですが、この山の角度が規格によって異なるそうで、HK416に使われている角度のものは日本では手に入らないため、海外から取り寄せたとか。「ローレットのないネジに刻んじゃえばいいじゃん」 とか思ったのですが、日本規格のネジだと、実物の角度と深さで彫ってしまうと 「割り切れない」 から無理なのだとか。
T 「うはー、すごいコダワリですね。で、何度くらい違うんですか?」
N 「10~15度くらいかな」
T 「(絶対言わなきゃわかんねーよ)」
※実話
こんなに長々と書いてまだピンとレールとネジの話しかしてないということで、全てを語り終えるのに一体何本記事を書かねばならないのか予想ができません。多くの読者様を置き去りにして、来年もねちねちと書いていこうと思います。
それでは皆様、良いお年を!!
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HK45CT サイト調整失敗!&バレル交換成功!
HK45CT のサプレッサー&ケース!!
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トレポン流速化!? Move 153カスタム!
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写真からはしっとりとしたような金属の質感が感じられ、それだけでも素晴らしいです(笑)
ネジやバネ、溶接や細部にまで徹底的にこだわって作られていますが、開発コストがどれだけかかったのか想像すると・・・(白目)
続きを楽しみにさせて頂いております。
また、今年はギアログ東北等でお話しする機会に恵まれ良い年でした。ありがとうございました。
良いお年を!
トレポン持ってない私には縁のない話ではありますが、こればかりは憧れます。
いつか欲しいなあと思いつつ、トレポン買う頃には品切れ入手困難という未来しか私には見えないです(悲しい)
それはともかく、レポート続編、楽しみにしてます!
その節はありがとうございました!また東北行きたいですー
いや、マジでこだわり過ぎてて細かいところ見ていくとキリがないんですが、それよりも全体の雰囲気とか質感とかがすごいんですよー。ぜひ実物見てください!
ではよいお年を!来年もよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます!この416、採算度外視し過ぎて再生産はないそうなので、ぜひぜひ行っちゃってください!
レポートは引き続きねちねち書いてきますので、懲りずにまた見てくださいませー