TASK FORCE KZL

ギアログファイナルから早1週間が経ち、何とも言えない喪失感もそろそろ癒えてきました。

というわけで本日はゲーム編! まず始めに、素晴らしいゲームレポートを書いていただいた2つのブログをご紹介します。複雑に入り組んだ4チームの思惑、錯綜する前線における戦況など、ギアログゲームのドラマが克明に記録されているので、ぜひご一読ください。

JJさんの妄話臭
最大勢力 SEALs を擁する B チームの隊長をやっていただいた、言わずと知れた頭壊組の JJ (グレート＊クロサワ) さんのブログ。連覇を狙う海軍特殊を中心とした B チーム、その激闘と悲劇が綴られています。

趣味とロマンとカラシニコフ
ブログ主の岬さんには、性格は全く異なるものの高い戦闘力を見せる MARSOC と LE に、組織力の海兵・陸一般を加えたバランスのいい A チームを率いていただきました。前回に引き続き素晴らしいゲームレポートを書いていただいています。

さて、今まで初回の UOC HG 公式練習に始まり、ワイミーカップや5 on 5などさまざまな楽しいサブイベントを併催してきたギアログですが、今回は最終回ということもあり、ゲームに振り切ったイベントにしよう! と、運営側では早くからコンセプトを固めていました。そういうわけでチーム対抗戦も今までにない全チーム総当たりの全6戦、全員参加ゲームも四つ巴に加えて2 on 2もやろうと張り切っていましたが・・・

© Photo by リコ・チンデル
当日の天気はこのありさま。運営は7時半には会場入りしたのですが、前泊のホテルを出た瞬間降りしきる雨にしばし呆然としました。



© Photo by Johnny Tomo
幸いだんだんと小降りになってきたので、大幅に押したもののイベントをスタートすることが出来ました。morizo さんのありがたいお話の最中に携帯いじってお行儀が悪いですが、すでに狂いまくったタイムテーブルとにらめっこしてテンパってました。



© Photo by Johnny Tomo
ちなみにフィールドの状態はこんな感じ。朝の雨の激しさがうかがえます。



1時間近く押してのスタートになりましたが、ようやくゲーム開始。詳しいレポートは先述したおふたりのブログを読んでいただくとして、今回キャットウォークから眺めて思ったのは、ギアログ始まって以来の熱戦だったこと!



© Photo by まかろ
東京サバゲパークさんでのギアログ開催も3回目、各チームの戦術もこなれ、なかなか一方的な戦いになりません。



© Photo by リコ・チンデル
ごった返すキャットウォーク。熱戦の観戦をする方の他に、午前中のゲームでは有志による航空支援が行われました。ミニガンの到着が遅れ、ゲームに間に合わなかったためなんですが、なかなかない体験だけに、お手伝いいただいたみなさまに喜んでいただけたようでした。



© Photo by リコ・チンデル
そんな激戦の中でも生まれる即席ツーマンセル。自然発生的な共闘もイベントの楽しみのひとつ。



© Photo by リコ・チンデル
ヘリパイとシールズも息ぴったり。



© Photo by まかろ
そして迎えた最終四つ巴戦を前に、運営テント裏に奇怪なオブジェが林立します。



© Photo by まかろ
これぞギアログファイナルに、満を持して投入された新企画 「ミサイル防衛システム」。不敵に笑いながら仕込むのは新システムを実現した口の悪い MARSOC こと TP さん (それ、MARSOC使ってますか？)



© Photo by まかろ
フィールドのキャパシティいっぱい、いやむしろだいぶオーバー気味の戦士たちを詰め込んだ四つ巴戦はまさにカオス。裏切りと共闘、誠意と嘘、生と死が入り乱れたアポカリプスは最終戦にふさわしい激闘でした。写真は CQB エリアに A・C・D の3チームが詰め込まれた異様な状況。



© Photo by まかろ
「地獄の航空支援にはミニガン1基じゃ足りない!」 と自ら銃を執る morizo さん。



© Photo by まかろ
最後の最後まで趨勢が決まらない混戦を見事制したのは、A チームのみなさま! 協賛していただいた Regaspi Tactical 代表のキャリーから、優勝チームメンバーひとりひとりに、名誉の優勝者パッチが手渡されます。

残念ながら雨による遅延の関係で、予定していた2 on 2は実施できませんでしたが、それでも1ゲーム20分の総当たりを6戦＋30分の四つ巴戦を行うことができました。これもご参加いただいたみなさまのご協力によるものですが、運営チームのメンバーにもこの場を借りて感謝したいと思います。

全ゲームの航空支援管制とタイムキープを担当してくれた CHIHIROCK (それいけＣＨＩＨＩＲＯＣＫのサバゲ日記) とまるさん。この2人はほぼ休みなしでゲーム進行を担当してくれました。ギリギリの激闘の勝敗を分ける航空支援を、誤爆なく運用するのはすごいプレッシャーだったと思います。

IED設置とキルカウンターの管理、集計を担当してくれたユーマンくん (HELLO! My name is,,,,) とまかろくん、EK9さん (とりあえず（仮）) 。ゲームが終わるたびに8か所の IED を回収し、スコア加算を記録し、次のゲーム用に色を替えて設置する作業は、肉体的に一番つらい作業です。時間が押してテンパってる自分の、容赦ない 「次あと10分で始めるけど大丈夫？」 に気合いで応えてくれました。

morizo さんのアイディアを形にし、入念なテストを繰り返して 「ミサイル防衛システム」 を完成させた TP さん。ミサイルに関わる新ルールもきっちり煮詰めてくれて、最終戦にふさわしい盛り上がりの原動力となってくれました。ミサイルが破壊された時の、参加者のみなさまから上がる歓声は忘れられません。

1日中テンパってた自転車操業的な進行でしたが、なんとかやりきれたのは上記を始め裏方を支えてくれた運営メンバー、そしてみなさまのサポートのおかげです。その結果、これまでにない好ゲームの数々を間近で見ることが出来ました。自分自身が1発も BB 弾を撃たないゲームで、こんなに楽しませてもらえるとは思っていませんでした。
本当にありがとうございました!!

さて、1週間以上過ぎてしまいましたが、まだまだギアログ話は続きます。

To be continued!!!