TASK FORCE KZL

めちゃくちゃ道が険しそうな右端の人無線関連は少しお休みして、今日は特殊なみなさまが使っているアメフトアイテムのご紹介。ご存知の通りアメリカンフットボールは、野球、バスケットボールと並ぶアメリカの3大スポーツのひとつです。その選手の身体能力もさることながら、格闘技なみの激しいコンタクトがありながら繊細な技術を要する点、チェスにもなぞらえられるほどにストラテジックかつシステマチックな点など、現代の特殊部隊に通じる部分がありますね。

そんなこともあってか、ミリフォトではアメリカンフットボールに使用されるギアを愛用する特殊部隊員の姿が多くみられます。

まずはこちら。Neumann グローブです。Wolverines の KOTTA さんに譲っていただきました!


このグローブと言えばこちら。「The Shooter」 として物議を醸したロブ・オニール氏の着用画像で有名です。


もちろんそれ以外にも各部隊で使われまくっていて、この画像は空軍 PJ のみなさま。


手にフィットさせるためか少し小さ目の作り。今回は L サイズを選択。


はめた感じはまあ普通のスポーツグローブですが、手のひらがしっとりとしていて気持ちいいです。この感触、なんか似てるのがあると思ったら、ゴルフのグローブもこんな感じですね。


続いてはこちら。Cutters のリストコーチです。購入したのはアメフト用品店大手 QB Club。1000円カットの床屋さんは QB ハウスなのでお間違えなく。


リストコーチとは、戦術パターンを表にして選手が携帯するためのアイテム。リストバンドにパスケースがくっついたような形をしています。


自分の購入したのは 「Triple Playmaker Wristcoach」、1ページ20個、3ページ分で60個のプレイを記述できます。


戦場では、マップケースがわりに使われたりしているようです。この方は有名な CCT の方ですが、CCT や JTAC では支援要請用のグリッドや交信規則など用で使いでがあるのか、使用例が多く見られます。


こちらは MARSOC。4軍すべての特殊部隊で使われている画像がありますね。

エリート兵士は優れたアスリートにも比肩すると評されることがありますが、スポーツの世界で進化したギアを共有しているのは面白いですね。登山などのアウトドアスポーツから取り入れたアイテムも多数ありますし、こういう切り口で装備を眺めてみるのも楽しいかもしれません。