TASK FORCE KZL

Crye Precision 製の最新アーマーシステム、AVS (Adaptive Vest System) が我が家にやってきてから早2年半、装備箱を埋め尽くす大量のプレートキャリアの中でもだいぶ古参になってきました。元々右端の人に憧れて入手したアーマーだけに、セットアップもほぼ右端の人仕様に固定されてしまっています。せっかくの AVS なので、もっと出番を増やしてあげたいと思い、活用の幅を広げるために新しいセットアップを試してみます!

はい、こちらはギアログテトラの時のセットアップですが、ほぼ現状と同じです。右端の人完全再現を目指して無線小物を自作しちゃったりしてますので、完全に専用セットアップと言っていいでしょう。



どんなセットアップにしようか迷いましたが、とりあえずフロントは純正の縫い付け3連マグポーチ、「AVS DETACHABLE FLAP, M4」 を装着することにします。右端の人が ATS のポーチだったので MOLLE FLAP しか使っていませんでしたが、この仕様はかっこいいので大好きです。



で、背中から右端の人に特化しまくったポーチやアンテナを取っ払います。釘抜きも。



で、寂しくなった背中に何を付けようか迷いましたが、MMRZ の EK9さんが参考写真を恵んでくださいました。射撃訓練中の例の部隊隊員のようです。



背中を拡大してみると、シンプルな MAP (Modular Assault Pack) みたいなのが付いてます。



というわけでドン! Crye Precision 社製 「PACK ZIP-ON PANEL」 です! ステキ!! 購入したのはみんな大好き WARRIORS さんです。



このパック、シンプルな見た目ですがなかなか凝った作りになっています。まずフラップを開けるとメインコンパートメントに縦ジッパーが付いていて、大きく開くことができます。中にはメッシュのポケットがあり、ハイドレーションを入れられます。



フラップの内側、ハイドレーションを固定するスナップボタン付きウェビングの裏に隠れたタグ。



フラップの上部にはファスナーがあり、小さなポケットになっています。でも行動中は下せないので、自分では中身にアクセスできないです・・・。



そしてパックの背中側には大きなポケットがあり、スナップボタンで開閉できるようになってます。



さらに底部にはベルクロで閉じられた謎のポケットが。このポケット、前述の背中ポケットに入り込むように設けられています。



で、こんな感じに引っ張り出すことが出来るんですが、なんに使うんでしょうか？



Crye のサイトで調べてみると、こんな感じでボルトクリッパーみたいな長いものを収納するときに使うみたいです。良く出来てる!



そんなわけで早速背中に装着。ジッパーを止めるだけなんで超簡単!



と思いきや、ジッパーだけだと上部がてろんと垂れてしまいかっこ悪いので、MOLLE 固定用のウェビングをスナップボタンで装着します。



はい、すっきり固定されました。かっこいい!

と、順調に背中装備は固まったのですが、右端の人装備では背中に付けていたラジオポーチを取っ払ってしまったので、無線を入れるポーチがありません。



というわけでドドン! (2回目) Crye Precision 製 「AVS MBITR POUCH」 です!



装着は2本のループをハーネスに通す AVS 専用設計。普通の MOLLE には付きません。



全快さんのブログではきっつきつで入りにくいようでしたが、自分の個体はすんなりぴったり入りました。よかった。



では装着していきます。とは言っても AVS ハーネスにすぽっと差し込むだけ。



ループの裏にオスベルクロが仕込んであるので、きっちり固定されてズレません。



うむ、フロントプレートバッグとサイドプレートっポーチの間にはまって、みっちり詰まってる感が出てステキです。カマーバンドもミリフォトにならって2本のやつにしてみました。

というわけで、右端の人装備専用だった AVS のセットアップを組み替えてみました。最近では ODA/CIF だけでなく、MARSOC や SEAL、果てはデルタや例の部隊まで使ってる AVS、これからもいろいろなセットアップを試してみたいと思います!