TASK FORCE KZL

みなさま、お久しぶりです。世間はゴールデンウィーク、家族サービスにがっつり拘束されて、ミリタリー活動が著しく制限されておりました。そして一週間ぶりとなる更新もやはりこのネタ。


はい、右端の人です。そして今日は右端の人再現の原点ともいえる、背中装備の見直しに関するお話。

これが現在の背中。主要3ポーチは再現できていますが、他は割と適当です。特に写真を無視しているのが無線機のアンテナ。TCI の MAST を使ってブレードアンテナを立てています。


ところがミリフォトを見てみると、アンテナはこんな感じに見えています。ブレードアンテナではあるようですが、やたら短い。プレキャリの一番下から立ててるとしても、せいぜい普通のブロードバンドアンテナより少し長い程度。


普通のブレードアンテナをめちゃくちゃたたんでいる可能性もありますが、同じ訓練に参加している他の隊員の写真を見ると、もともと短いブレードアンテナを使っているようです。これは HARRIS 製の 「ショートブレードアンテナ」 といって (そのまんま)、実物はなかなか出物がない上に普通のブレードアンテナの1.5倍ほどもする高級品です。


というわけでこちらをゲットしてみました。TRI 製のレプリカ、「Harris Folding Antenna」 です。


このキットは、アンテナ基部、フレキシブルアーム部、ブレード部2種で構成されていて、このキットひとつで普通のブレードアンテナもショートブレードアンテナも再現できるすぐれもの。


普通のブレードアンテナは2本も持っているので、今回使うのはこいつだけ。高級レプリカ通信機器で名高い TRI 製だけあって、ブレード部の質感など本物そっくり。


アンテナ基部にはがっつりロゴ (®付き) 入っちゃってます。


この先っぽが重要なのです。ちょっと見たところ写真の感じに似ています。


ポーチの位置調整など行いましたが、大したことしていないので端折っていきなり完成図。


かなりいい感じではないでしょうか。地味ですが、だいぶ見た目が変わる更新なので満足です。

・・・といつもの終わり方と見せかけて、実はここからが本番です。アンテナ再現を検証するため、無線機周りをよく見ていると、気になるポイントが。


赤丸の部分に、何か OD っぽい色の小さい箱のようなものが見えますでしょうか？最初隣の人の装備かと思ったのですが、どうやら右端の人のラジオにくっついているようです。


ラジオ側面がよくわかる、別の角度の写真。


ラジオ部分を拡大すると、やはり側面に見慣れないパーツがくっついています。よく見ると、そのパーツから下に向かって2本ケーブルが出ていますね。


さらに違う写真。一見例の人は写っていないように見えますが、よくご覧ください。


一番右の人に隠れてほとんど見えませんが、例の人の左手首に巻かれた黄色いカールバンドが見えています。ダンプポーチも同じなので間違いないでしょう。


ぐぐっと視線を上に移すと、例のパーツがしっかり見えていますね。PRC-152のサイドコネクタに接続されて、フェライトコアの付いたケーブルが2本接続されているのがわかります。

さて、このパーツはいったい何なんでしょうか？PRC-152のサイドコネクターに接続するアクセサリーとして、PC等につなぐデータシリアルケーブルや、外部増設バッテリーなどがあるようですが、このパーツが何なのかは自分が調べても全然わかりません。例によって 「無ければ作ってしまえばいいのです!」 な流れが予想されますが、せっかく作るのであれば少しでも画像や情報が欲しいので、無線に詳しい方、ぜひご教授くださいませ!!

※必要なら高解像度の写真もご用意いたします (必死)