2015年07月16日

マルチカムへのいざない (前編)

マルチカムへのいざない (前編)
突然ですが、マルチが大好きです。もちろん洗剤売ったり人間関係を換金したりするアレではなく、Multicam、迷彩パターンの方です。ご存知の通り Multicam は Crye Precision の開発したパターンで、さまざまな地形、気候、天候に対応できる万能迷彩と言われています。米軍では一度は UCP (Universal Camouflage Pattern) に敗れたものの、結局制式採用されて OCP (Operation Enduring Freedom Camouflage Pattern) と呼ばれています。

にわかの自分は初めて買ったまともな戦闘服が PROPPER 社のマルチカム BDU で、そのせいか装備にハマりはじめたころのギアは全てマルチ、思い入れのある迷彩なのです。今ではすっかりいろんな新旧の迷彩装備を楽しんでいますが、最近マルチカム熱が再燃してきています。



マルチカムへのいざない (前編)というのは、特に陸界隈に多いような気がするんですが、ちょっと古めのアーマーにマルチカムのポーチなどを合わせるかっこいい写真が多く見つかるためです。これはレンジャーでしょうか、カーキの MBAV にポーチはほぼすべてがマルチカム。かっこいい・・・。


マルチカムへのいざない (前編)これも MBAV にマルチカムポーチ&バックパック。先ほどの最新感あふれる仕様に比べてちょっと古めの雰囲気を残しています。


マルチカムへのいざない (前編)M320を構えたこの方も、アーマーは MBAV ですが、TYR の Zip パネル、カマーバンドには ATS の Single Shingle 7.62 ポーチと最新のギアを好き勝手に混在させてますね。いかにも特殊部隊といった雰囲気、真似したいものです。


マルチカムへのいざない (前編)というわけでドドドドン!! すてきなマルチカムギアたちを買いまくってしまいました。最近 SOF-LCS とか RLCS などと呼ばれているマルチカムの官給ポーチが高騰していて、中には AOR1 かと思うようなお値段で売られているものもあるのですが、オークションサイトなどを丹念に探すとお手頃なものも結構見つかります。


マルチカムへのいざない (前編)まずはこちら。Eagle 製の 「Modular 3 Mag Carrier V.2」 ですね。カーキの SFLCS は持っているんですが、マルチのこいつはお店によっては4~5倍の値段を付けているところもありました。そういえば SFLCS のは TRC 製だったんですけど、これは Eagle 製。


マルチカムへのいざない (前編)そんなに使い勝手のいいポーチではないんですが、購入の決め手はこの写真。ガスマスクといい背中に背負ったブツといいたまりません。マグポーチ関係ないですけど。


マルチカムへのいざない (前編)MOLLE ストラップは相変わらず5コマ分の3本。プレキャリのおなかに微妙に偏って付きます。


マルチカムへのいざない (前編)SFLCS からの進化としては、ストラップに付いたオスのスナップボタンが2つになり、1ポケットにマガジンを1本入れるのか2本入れるのかで使い分けられるようになっています。あと素材が柔軟になったせいか、普通の STANAG マガジンはもちろん、ちょっと厚めの PMAG も各ポケットにきっちり2本ずつ収まります。 6本すべて詰めてもそんなにきつく感じません。


マルチカムへのいざない (前編)続いてはこちら。フラッシュバンポーチです。なぜか1個だけ買ってしまったので、追加を探し中です。


マルチカムへのいざない (前編)MK13 がぴったり入ります。このポーチもそうなんですが、フラッシュバンやサプレッサーなど、隠密行動時に使用するアイテムを入れるポーチにはベルクロが使われないと聞いたんですが、ATS や TYR など最新ギアメーカーのものは使われまくってます。取り出して投げてから1秒後には炸裂するのでそんなに気にしなくなったんでしょうか?


マルチカムへのいざない (前編)3つ目、ダンプポーチ。Eagle 製の MOLLE 付です。写真には写っていませんが、袋の入り口にサイリュウムなどを保持できるエラスティックバンドが付いています。


マルチカムへのいざない (前編)ロールアップしてコンパクトに携行できます。まあ多数ある他の製品とそんなに変わらないですが、やっぱりゲームの時はあると便利です。それに最近の写真だと装着率高めな気が。本職のみなさまも、水のボトルから押収した証拠品、ゴミ、子犬まで突っ込んでおけるポーチは便利なんでしょうか。


マルチカムへのいざない (前編)前編最後はこちら。M60 アモポーチです。ベルトリンクの 7.62mm 弾が100発入るポーチですが、大き目で使い勝手がいいのか、ユーティリティポーチとしてもよく使われているみたいです。MLCS なんかで見られるディバイダー (仕切り) はなく、取り外せるエラスティック製の内蓋が付属します。


マルチカムへのいざない (前編)タグはこんな感じ。「SOFLCS」 の記述がありますが、タグに Load Carriage System の名称が書かれているのは初めて見た気がします。

以上、前編ではステキな官給ポーチたちをご紹介しました。後編は最新ギアメーカー製マルチカムアイテムのご紹介、実際の盛り付けをお送りします。

いやー、マルチカムって本当にいいもんですね。






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Posted by taroybmx  at 00:59 │Comments(0)装備ODA/CIF

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