前回バラバラにした次世代 SCAR-H、力尽きたりいろいろ足りないものがあったりで前編終了となりましたが、今回は
メカボックス内部パーツを更新しつつ組み上げていきます。メカボックス内のパーツは、大きく
1. ギア周りの
駆動系
2. シリンダー、ピストン周りの
給排気系
3. トリガー、スイッチ周りの
電装系
に分かれますが、3の電装系は DTM 搭載でバッチリ、2はクラッシュ寸前のピストンとテストパーツである 「
でんでんむし」 を組むだけなので、主にカスタムするのは1の駆動系、それも
強化ギアを入れることで
耐久性向上に着目したカスタムになります。

そんなわけで
ドン! ギアセットは評判のいい
ZC LEOPARD 製の
次世代用 CNC 強化ギアを導入します。

上が ZC、下が純正ですが、色や材質以外にも各部の形状が違います。特に
セクターギア (真ん中) はいろいろ違いますね。

ギアの歯も CNC 加工しているだけあって純正に比べて
精度がよさそうな感じ。あくまで感じですが。

各ギアの寸法は純正に近いですが、やはり若干の差がありました。組み込みには
シム調整が必要そうです。

そのシム調整ですが、正直
どうなったら完成かがいまだによくわからないので、ネットで探した調整法を参考に適当にやりました。基本的にはセクターギアの高さをタペットプレートとピストンに合わせて調整し、残りのギアはセクターギアに合わせていく方法だったんですが、いろいろなサイトが
それぞれ違った手順を説明していたので、どれが正解とかは無いのかもしれません。誰か
一目でわかるようなシム調整法コンテンツを作ってくれないかしら・・・。

さあ、シム調整が完了したところで組み上げていきます。よく考えると、組み上げ画像は
ほぼ分解画像と同じになるので、ちょっと注意が必要なところ以外は
めちゃくちゃ端折っていきます。まずはカットオフレバーの取り付けから。バネを飛ばさないよう気をつけます。

そして
DTM 組み付け。マイクロスイッチを壊したり配線を折ったりしないよう、
細心の注意を払いつつネジ止めします。

続いてトリガーを付けますが、写真のように
バネを引っかけておくことができるので、この状態で組み付けると楽です。トリガー付近には DTM のマイクロスイッチがありますので、がさつに入れるとバネの力で思わぬところに強い力がかかり、
スイッチを粉砕したりします。

トリガーが入ったら次は
シリンダー周り。やっと
でんでんむしの出番です。付属の O リングにシリコングリスを塗って、ノズルの根元部分に入れます。

シリンダー、シリンダーヘッド、でんでんむし、タペットプレートを組み上げます。それぞれの接合部やギアにすれるところには
グリスを塗るのを忘れずに。

ピストンは純正がかなり摩耗していたので、
ライラクスの
SCAR 用ハードピストンを購入。他に SCAR 用ってのがなかったので。

シム調整をした各ギアにもグリスを塗っていきます。こちらは
高粘度グリスを使います。

で、組み上げたシリンダー周りとギアを組み付け。写真を撮るのを忘れたんですが、
肝心のスプリングはとりあえずその辺に転がっていた
0.9J スプリングを入れておきました。純正より
ほんの少し強いバネだと思うので、初速の向上が望めます。

んで一気にここまで端折り。一応写真撮りながら組んだんですが、
本当にバラすときと同じ画なんです。

あ、メカボをフレームに入れるとき、
スペーサーを忘れずに。

で、
完成。とりあえず動きますが、通販で購入したピストンが
スタンダード用だったり、
シム調整がやたら大変だったりしたので、組み上がったら夜になってしまいました。なので試射、初速測定は
でんでんむしの集弾性チェックと一緒にやりたいと思います。
マルイのエアガンは非常に良いバランスで組まれているらしいので、
下手にいじると逆に耐久性が落ちたりするらしいですが、壊れたら壊れたでそれを検証するのも面白そうなのでオッケーです。早くレンジで撃ってみたいなー
Posted by taroybmx
at 00:51
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