前回検証/準備の完了した
右端の人ヘルメット、今回は
いよいよ工作です。いつもにもまして
長編&地味な写真大量でお送りしますので、最後までさらっと流していただけると幸いです。

前回お伝えしたお買いもの。
WARRIORS さんで買ったオスベルクロ以外は、
HRM 制作でもお世話になった秋葉原の電子部品屋さんで購入。

では始めます。まずこちらは
モールドケース。HRM 制作でも使いましたね。今回は35mm x 50mm x 10mm というサイズを使います。

画像を参考に、配線を入れる穴の位置を決めていきます。

ドリルで穴開け。5mm の穴を、バッテリーボックス側1つ、ゴーグル側2つの
合計3つ開けます。

写真を見ると、表面の
四隅にネジがあるので、ネジ用に2.5mm の穴も開けてしまいます。

開けた穴は2.5mm ですが、ネジは2mm の皿ネジを使います。これで
少し皿が沈むので、ネジ穴をさらう必要がありません。(単に面倒なだけ)

あっという間に
謎の小箱完成。

続いて
塗装です。今回は写真の印象からタミヤカラーの
セミグロスブラックを使います。

うん、いい感じに塗れました。

いよいよ配線を通しますが、その前に開けた5mm の穴に
グロメットというパーツを取り付けます。

プラに穴を開けただけだと
線を通してもスカスカだし、
見た目もイマイチなのが、グロメットを装着することで改善されます。しかしグロメットなるものの存在を今回初めて知りました。

次にケーブルを加工していきます。今回使うのは
9V 電池用の電源ケーブル。

が、コネクタや電池接点に用はないので
ぶった切ります。
お覚悟はよろしくって!!
なんちゃらなんちゃらリップル!!
(うちの子はマーメイド派)
ズバッ!!
パラコードで計っておいた長さのケーブルが出来ました。

ケーブル端には
L 字コネクタを付けておきます。

3本のケーブル完成。

小箱に通します。
グロメットのおかげできっちり装着できます。

とはいえさすがにそれだけだと抜けてしまうので、タイラップで留めます。

仕上げにヘルメット取り付け用に、裏側にオスのベルクロテープを貼りつけます。
謎の小箱アッセンブリー完成!!

続いてバッテリーボックスを、
ケーブルのコネクターを差せるように加工します。受け側としてこのメスコネクタを仕込みます。

バッテリーボックスの接続部に8mm の穴を開けます。
ダミーナイフ制作時の教訓から6mm と8mm のドリルビットを買ってあります。
ぴったり! あまりにぴったりなので、最初はプラリペアかなんかを使うつもりでしたが、使い慣れた
「ウルトラ多用途®」 を使用して接着。
準備完了です。ヘルメットに付けていきます。
完成!! 写真を参考にコードをテープとオスベルクロでとめています。テープは
ダクトテープと迷いましたが、ヘルメットへのダメージを考慮して養生テープを使っています。色が明るすぎたのでちょっと OD を吹きました。NVG はとりあえずダミー PVS-15 ですが、なかなか雰囲気あるんじゃないでしょうか?
またもや
何の役にも立たない装備をひとつ作ってしまいましたが、こういうのってほんと楽しいですね。どこまでやってもまだやるところが見つかる右端の人再現ですが、こんな感じの手作りを交えつつ続けていきたいと思います。
Posted by taroybmx
at 07:34
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Comments(2)
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装備│
ODA/CIF
真似させて頂きます!
お褒めいただき恐縮です。めちゃくちゃニッチな用途のアイテムですが、ご参考になれば幸いです!