INVISIO 社製の骨伝導ヘッドセット、
M3s を買ってしまいました。M3s の "
s" は
Submersible の略で、文字通り20m の防水性能を有します。ミリフォトにもよく登場する割に、なかなか売っていない&売っていたとしてもとんでもないお値段のヘッドセットです。今回自分が入手したのは
かなりお安かったのですが、それには理由があります。(後述)
レッドウィング作戦な方々はみなさま使われています。

こちらも有名な写真。こうやって
みょーんと伸ばして使っている方と、
ぶらぶらさせている方といるんですが、なんででしょうか。

というわけで
ドーン! 相変わらずオシャレなケースに入っています。

中身はこんな感じ。ヘッドセット本体に予備付属品、マニュアルというシンプル構成。
さて、自分の購入した M3s が
お安かった理由です。

先ほどの使用例の拡大画像をご覧ください。10ピンのユニバーサル PTT に、
直接 M3s が差さっています。このバージョンの M3s が一番ミリフォトでもよく見られ、そして
凄まじいプレミア価格で売られているものです (というかそもそも売っていない)。次に人気なのが Nexus タイプのコネクタ、
最も不人気なのが自分の購入した
「LEMO コネクタ」 バージョンです。

先日
通信機器の記事でもご紹介したこのコネクタ、50年以上の歴史を持つスイスのコネクタ製造会社 LEMO 社によるもので、過酷な環境での使用に耐える高品質な製品です。が、いかんせん個人が携行する通信機器のコネクタとしては
大きくかさばるため、実際の
兵士にも嫌われていたという不遇のコネクタなのです。

さて、
かわいそうなコネクタの話はこのくらいにして、ヘッドセット本体を見ていきます。M3シリーズには
ノイズリダクション機能は無いため、
X5のようなイヤーピースはありません。耳に突っ込んで棒状のスプリングとケーブル兼用のリテイナーで固定します。

ケーブルには製品名、NSN などの書かれた筒がかぶさってます。

なぜか取説のページにでかでかと TEA 社のステッカーが貼りつけてあります。TEA 社が米国の販売代理店か何かなんでしょうか?

M3s はSEAL な通信機器の中でも
最難関、残念ながら LEMO コネクタ仕様ではありますが後悔はしていません。うまいこと装着すれば
雰囲気は作れるんじゃないかと思っています。いつかは
10ピンバージョンも手に入れたいですね・・・。
Posted by taroybmx
at 00:37
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