TASK FORCE KZL

先日ユーマンくんと中野で飲もうということになり、せっかくなので中野界隈にお住いの装備バカ好きの皆様にお声がけ、楽しい宴となりました。その席で某飛行機だけは勘弁してほしい方に SEAL 装備についてご相談していた時のこと。

T 「いやー、RRV 使った時の背中の装備に困ってて。実は・・・」
B 「taroybmx さんの RRV と MBSS ね、ドッキングできないでしょ？」

え、なにこのひとすごい! ちょっと話し始めただけで自分の悩みを見抜かれてしまいました。そうです。MBSS を紹介した記事に、「背面パネルを RRV と組み合わせて・・・」 などと書きましたが、自分の持ってるバージョンの RRV と MBSS はバックルが合わずに接続できないのでした。

T 「そうなんですよ! だから背中どうしようかと思ってたんです。」
B 「ですよね。でも大丈夫です。リアパネルのプレートを入れるフラップに・・・」
T 「じゃあやっぱバックパックが要りますよね!」
B 「いやフラップにハーネスを・・・」
T 「そうか! じゃあバックパック買わなきゃ!! (狂)」
B 「・・・・・」
(後半はフィクションです)

というわけでドーン! Camelbak 社製のハイドレーションバックパック 「HAWG」 になります。カラーは3C。SEAL はじめ、SOF 装備のバックパックとしては鉄板ですね。サブコンパートメント上にベルクロのない初期型。


この超有名な416写真でも銃のかたわらに置かれています。


レッドウイング作戦で亡くなったアックスことマシュー・アクセルソン二等兵曹も愛用していた模様。


こちらも RRV に続き、届いてみたらめちゃくちゃ汚かったです。土埃は言うに及ばず、怪しいシミもありまくり。


お約束の金属部サビサビ。


そこかしこにマジックで書いたような汚れが。



バックルの類は劣化したような塗装が剥げたような何とも言えない状態。


ロゴのプレートもかろうじて読めるレベル。とにかく RRV と同様に洗い、サビを取り、なんとか使用に耐える状態までもってきました。


メインコンパートメントはかなりの容量。1泊旅行くらいなら十分です。


サブコンパートメントはいくつも仕切りがあって、細かいものを整理して入れられます。


一番背中寄りにはハイドレーションパックを格納できます。


上部の左右にはハイドレーションホースを出すためにベルクロフラップ付きの穴が開いています。


RRV のときも思ったんですが、これだけ汚れ、錆びつくほど酷使されていても、機能的には全く損なわれておらず、少しメンテナンスしてあげれば問題なく使えます。この頑丈さ、機能性もミリタリーアイテムの魅力ですよね。

ボロボロではありますが、さみしくなりがちな背中をかっこよくしてくれるステキ装備に大満足です。