2015年06月11日
新シリーズ: 次世代 SCAR-H 命中精度カスタム!!

シリーズって言っても他には右端の人シリーズくらいしかないんですが、久しぶりに入手したマルイ製のエアガン、次世代 SCAR-H をいろいろいじっていきたいと思います。その前に、シリーズ開始に先立ってちょっと御託を並べさせてください。(長いです)
次世代 SCAR-H のカスタムにあたって、気になることがひとつあります。それは 「マルイ箱出し最強伝説」。世界一のメーカーである東京マルイ製のエアガンは、命中精度、耐久性、燃費などが高い次元でバランスしており、素人がいじるほどダメになっていくというものです。ステキな謳い文句を並べたカスタムパーツは星の数ほどありますが、散々いじった挙句箱出しが一番よかった、というのはよく聞く話。果たした本当にそうなのでしょうか?
このシリーズでは 「命中精度」 というものに的を絞って、いろんなパーツを組み込んでみて、箱出しに比べてよくなるのか、それとも伝説の通りダメになるのか、というのを検証していきたいと思います。もちろん命中精度以外にもエアガンの 「良さ」 を計る尺度はたくさんありますが、一番数値化しやすく、客観的に計測可能な命中精度のみを扱うことにしました。
さてこの命中精度ですが、通常鉄砲の精度を計るのに使うのが 「グルーピング」 というものです。鉄砲から発射された弾丸の飛翔にはカオス的な要因が多く関わるため、銃を固定して撃ったとしても常に同じ場所に着弾させることは不可能です。そこで、同じ条件で複数発射した弾丸が、どの程度の範囲に収まるかを計ることになり、それをグルーピングと呼びます。グルーピングの数値が低ければ低いほど狙った場所に着弾する確率は高くなり、精度の高い銃ということになります。
そしてカスタムの結果を比較するためには、いつも同じ条件で計測する必要があります。このシリーズでは以下の環境で計測することとし、特に記述の無い場合は、お題となるカスタムパーツ以外は全てノーマルのままとします。
計測場所には戸田公園にある 「Blue Target」 の20m レンジを使用します。比較的アクセスしやすいレンジの中では長い射程が取れ、ホップアップシステムのカスタムについてもギリギリ検証可能ではないかと。当然室内なので無風です。
弾はマルイのベアリングバイオ0.25g を使用します。バイオ弾は時間が経つと劣化するので、毎回新品未開封品を使用。
的は A4のコピー用紙です。この的を10発ワンセットで3セット撃ち、一番離れた2つの着弾点を計ります。
鉄砲はバイポッドを使い、グリップを台に載せてなるべく動かないようにします。本当はライフルレストとかあるといいんですが、持ってないのでやむを得ません。
20m 先の的を4倍のスコープで覗くとこんな感じ。
まずは全ての基本、フルノーマル (但しDTMは搭載) 状態の SCAR-H で計測してみました。
1回目: 112mm
2回目: 105mm
3回目: 72mm
平均 : 96.33mm
さすがマルイ、平均の約10cm というのはだいたい握りこぶしくらいの大きさです。
驚異的なのは3回目の72mm という数値。着弾同士が近すぎて判別が困難なほどでした。いきなりマルイ箱出し最強伝説を感じさせる結果を叩き出しました。
サバイバルゲームにおいて、撃った弾が敵に当たるかどうかは様々な要因に左右されます。鉄砲自体の命中精度はもちろん、敵との距離、風の有無、撃った弾の数、などなど数え上げればキリがありません。なので、このシリーズでお届けするのは、あるカスタムパーツを入れた結果、「20m 無風で銃を固定して撃った場合どうだったか」 であって、必ずしもゲームでよく当たる銃になったかどうかはわかりません。そしてこの計測方式が理に適っているかもわからないですし、10発3セットで統計的に有意な数値が取れるのかもわかりません。こんな感じにわからないことだらけですが、とりあえず単純に自分が興味があるのでやってみたいと思います。
次回、栄えある最初のカスタムパーツは・・・こちら!!

そしてカスタムの結果を比較するためには、いつも同じ条件で計測する必要があります。このシリーズでは以下の環境で計測することとし、特に記述の無い場合は、お題となるカスタムパーツ以外は全てノーマルのままとします。





まずは全ての基本、フルノーマル (但しDTMは搭載) 状態の SCAR-H で計測してみました。
1回目: 112mm
2回目: 105mm
3回目: 72mm
平均 : 96.33mm
さすがマルイ、平均の約10cm というのはだいたい握りこぶしくらいの大きさです。

サバイバルゲームにおいて、撃った弾が敵に当たるかどうかは様々な要因に左右されます。鉄砲自体の命中精度はもちろん、敵との距離、風の有無、撃った弾の数、などなど数え上げればキリがありません。なので、このシリーズでお届けするのは、あるカスタムパーツを入れた結果、「20m 無風で銃を固定して撃った場合どうだったか」 であって、必ずしもゲームでよく当たる銃になったかどうかはわかりません。そしてこの計測方式が理に適っているかもわからないですし、10発3セットで統計的に有意な数値が取れるのかもわかりません。こんな感じにわからないことだらけですが、とりあえず単純に自分が興味があるのでやってみたいと思います。
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自分も先ほど知ってショックを隠し切れません・・・。まだ始まってもいない企画がいきなり存亡の危機です。どこかいい室内レンジはないでしょうか・・・。