2014年06月15日

IR! 赤外線は男のロマン

IR! 赤外線は男のロマン
突然ですが、IR が大好きです。 IR と言っても企業の業績がどうたらいうやつじゃありません。InfraRed、すなわち赤外線ですね。赤外線が大好きとか一般の方が聞いたらどんだけ理科っ子なんだよとか思われますが、ミリタリーファンのみなさまならおわかりいただけると思います。 そんなわけで、今日は自分の持ってる IR 関連装備をご紹介します。


IR! 赤外線は男のロマン冒頭の写真、まるでナイトビジョンを通して撮影したように見えますが、実はこれ、家庭用ビデオカメラ夜間撮影モードを使って撮った写真です。丸い枠は気分を出すために後から付けました。うちにあるビデオカメラはソニーのちょっと前の機種で HDR-CX500 というやつですが、ソニーのカメラは大抵のやつに 「Night Shot」 という夜間撮影モードが付いています。以前服が透ける!とか盛り上がった機能です。まあ透けませんけどね。



IR! 赤外線は男のロマンさて、今回のラインアップはこちら。左上から IR パッチ、S&S V-Lite、Surefire M600U+KM2、G&P DBAL-A2 レプリカ、MS-2000、EOTech EXPS3-0、IR サイリウムです。こいつらを暗闇の中、Night Shot モードで撮影していきます。最近の家庭用ビデオカメラはスチル撮影機能も付いているので便利です。


IR! 赤外線は男のロマントップバッターは IR パッチ。カメラの赤外線照射をばっちり反射してまぶしいくらいです。周りのノーマルパッチとの見え方の違いが面白いですね。上の方にあるアフガン国旗はベースの3色の違いがわからなくなっています。


IR! 赤外線は男のロマン続きまして S&S Precision の V-Lite です。こやつは使い切りのライティングシステムで電池がなくなったらおしまいです。こちらはその IR バージョン。ばっちり光ってますね。このライトの恐ろしいところは、スイッチがプッシュスイッチで、押すたびに 消灯 → 点灯 → 点滅 → 消灯 と切り替わるのですが、光が見えない IR 版は点いてるのか消えてるのか肉眼ではまったくわからないところ。消したつもりが点いていて、気づかないうちに電池がなくなる=数千円がパアなんてことも。


IR! 赤外線は男のロマン次、Surefire M600U+KM2先日紹介した可視光/IR の切り替えができるウェポンライトです。もうハンパなくまぶしく光ってます。いや真っ暗なんですけど


IR! 赤外線は男のロマンはい次。G&P DBAL-A2 レプリカです。本物は Laser Device 社製のレーザーエイミングモジュールです。AN/PEQ15A として納入されていますね。PEQ15 などの LAM のレプ、というかダミーは、バッテリーケースなどに使う完全にガワだけのものが多いですが、G&P製のこちらは実際に可視レーザー、IR レーザー、IR イルミネーターを照射できます。ちょっと見にくいですが、照射口が光ってるのがわかりますね。ちなみに左がレーザー、右がイルミです。


IR! 赤外線は男のロマンIR レーザーでポイントしたところ。このレプリカ、すごく作りがいい上実際に IR 照射できちゃうスグレモノなんですが、惜しむらくは光軸調整がお粗末なところ。自分のライフルでは調整幅をいっぱいに使っても合わせきれませんでした。


IR! 赤外線は男のロマン次、MS2000。正式名称はFRS MS2000 Distress Marker といって、名前の通りもともとは救難信号用のストロボマーカーですが、フィルターをかぶせることで IR マーカーにもなり、敵味方識別に使われます。白色のストロボは最大25万lm という強烈な光を放ちます。が、ストロボなので光っている時間が短すぎ、撮影できません・・・。カメラのビューファインダーでは確かに光っていました。


IR! 赤外線は男のロマンこいつは大失敗の EXPS3-0。このサイトには10段階に光量調整可能なのナイトビジョンモードがあり、肉眼ではレティクルが見えないのですが、撮影しようとしたところ接眼レンズが赤外線照射を大反射してまったく見えません。そもそもこの NV モードは、レティクルを赤外線レーザーで描画しているわけではなく、肉眼では見えないくらい暗く光らせてるだけかもしれません。だとすると単に赤外線を検知するのではなく、光を電気的に増幅する本物の NV じゃないと見えないのかも。


IR! 赤外線は男のロマン最後は IR サイリウム。サイリウムにしてはお高いこいつを使ってしまうのはちょっと躊躇しましたが、どうせ使うことはほとんどないと思われるので OK です。やはり LED などとは違って化学反応で光っているサイリウムだからか、他に比べて薄ぼんやりしています。むしろカメラの赤外線照射に負けてしまいそうです。ただ、ちょっと離れて見ると確かに光を放っているのがわかります。

先日の記事「IR は男のロマン」 と書きましたが、実際に光っているところを見るとさらに高まります夜間撮影モード付きのビデオカメラをお持ちの方、ぜひ試してみてください。お父さんエアソフターの方でカメラをお持ちでない方は、子供の撮影用と言って買ってしまうといいですよ。




IR! 赤外線は男のロマンおまけ。違う方法で見たら見えました。






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Posted by taroybmx  at 01:46 │Comments(0)装備光学機器/ライト雑記

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