2015年07月09日
次世代 SCAR-H 命中精度カスタム!! (Magnus HD バレル+α編)
前回のテストで、単体でも十分な命中精度向上効果のあった、ORGA Airsoft 製 「Magnus HD バレル」 ですが、もともとこのバレルには 「長掛けホップ」 が推奨されていて、そのためのギミックが最初から盛り込まれています。そんなわけで、今回は Magnus HD バレルに加えて他のパーツを組み合わせてテストしていきたいと思います。
まずはこちら、「どんぴしゃ Jr」 から! ホップ押しゴムという小さいパーツながら、素晴らしい効果を発揮したカスタムパーツです。長掛けホップ用押しゴムと言えば 「電気なまず」 が有名ですが、その進化版ともいえる工夫が凝らされているこのパーツ、どんな効果があるか楽しみです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、Magnus HD バレルはホップパッキンを90度横にして装着することが可能で、それにより純正パッキンのホップ凸を使わず、長掛けホップに適したスリックパッキンとして使用できます。
純正バレルに合わせてカットしてあるどんぴしゃ Jr をインストールして、いざ計測!
まずは初速から。
SCAR-H メカボ改 初速 (10回計測)
どんぴしゃ単体の時にも見られましたが、長掛けによる抜弾抵抗の増加のせいか、若干初速が落ちています。とはいえ全然許容範囲、バレル単体同様安定しています。
続いてグルーピング。
来ました平均76mm!! 今までの最高記録、参式滑空銃身+でんでんむしの記録を抜いて首位に躍り出ました。やはり Magnus HD バレルは、ORGA さんの推奨する通り長掛けホップでその真価を発揮するのかもしれません。それにしても直径76mm のグルーピングというのは、面積で言うとタバコの箱と同じくらい、理論的にはそれを20m 離れて必中出来る精度ということです。
感動すら覚える結果でしたが、さらなる精度を求めてパーツを追加してみます。
参式滑空銃身と組み合わせて驚異的な結果を出した給弾ノズル、「でんでんむし」 です。
給弾ノズルは装着するのにメカボックスまでバラさないといけないので面倒ですが、これまでのテストでは十分その価値のあるパーツでした。
1mm 長いノズルと、チャンバー内で BB 弾を安定させる特殊な形状の先端が、さらなる精度向上を生むのでしょうか?レッツ計測!
まずは初速から。
SCAR-H メカボ改 初速 (10回計測)
ん?Magnus HD+どんぴしゃよりさらに初速が落ちてしまいました。まあ誤差の範囲ですが、もしかするとルーズバレルに合わせて交換したバネがなじんできたのかもしれません。(各テストの間では、試射やホップ調整のため2マガジンほど撃っています)
続いてグルーピング。
なんとでんでんむし装着前と全く同じ76mm! 素晴らしい結果に変わりはありませんが、参式滑空銃身に追加した時のような劇的な効果は見られませんでした。あえて言うなら、いちばん散った時でも82mm と、でんでんむしを加える前に比べて10mm も小さなグループになっていて、さらに安定したと言えるかもしれません。
いろんなパーツをテストするうち、実はこの安定性が一番重要なんじゃないかと思っています。10発に1発大きく外れるけどその他は10cm にまとまる鉄砲と、何発撃っても必ず15cm にまとまる鉄砲があったとして、自分なら後者を選びます。(まあ 「必ず」 なんてのはありえませんが) みなさんも鉄砲をいじってみる際、初速やグルーピングの 「安定性」 を評価してみると面白いですよ!
さあ、これで6月30日をもってクローズしてしまったブルーターゲットさんで行ったテストは全て記事にしてしまいました。
この検証を始める前からお世話になっていて、たくさん楽しませていただきました。鉄砲が組みあがるとまずお邪魔させていただいたものです。約1年と短い間でしたが、ありがとうございました!
後継公式レンジが未定なため、次いつ検証できるかわかりませんが、一応次回検証するカスタムパーツをご紹介・・・こちら!
写真ではわかりにくいかもしれませんが、Magnus HD バレルはホップパッキンを90度横にして装着することが可能で、それにより純正パッキンのホップ凸を使わず、長掛けホップに適したスリックパッキンとして使用できます。
純正バレルに合わせてカットしてあるどんぴしゃ Jr をインストールして、いざ計測!
まずは初速から。
SCAR-H メカボ改 初速 (10回計測)
平均 | 最高 | 最低 | 差 | |
ノーマル | 82.99m/s | 83.53m/s | 82.42m/s | 1.11m/s |
でんでんむし | 83.55m/s | 84.18m/s | 82.99m/s | 1.19m/s |
どんぴしゃ Jr | 82.02m/s | 83.13m/s | 81.92m/s | 1.21m/s |
Magnus HD | 83.97m/s | 84.36m/s | 83.53m/s | 0.83m/s |
Mag+どんJr | 83.01m/s | 83.78m/s | 82.81m/s | 0.97m/s |
どんぴしゃ単体の時にも見られましたが、長掛けによる抜弾抵抗の増加のせいか、若干初速が落ちています。とはいえ全然許容範囲、バレル単体同様安定しています。
続いてグルーピング。
Rd1 | Rd2 | Rd3 | Rd4 | Rd5 | 平均 | |
ノーマル | 121mm | 123mm | 168mm | 93mm | 107mm | 122.4mm |
でんでんむし | 62mm | 121mm | 94mm | 66mm | 99mm | 88.4mm |
参式+でん | 81mm | 87mm | 77mm | 81mm | 68mm | 78.8mm |
どんぴしゃ Jr | 74mm | 73mm | 56mm | 91mm | 102mm | 79.2mm |
参式+どんJr | 141mm | 191mm | 120mm | 110mm | N/A | N/A |
Magnus HD | 92mm | 103mm | 81mm | 84mm | 90mm | 90.00mm |
Mag+どんJr | 72mm | 69mm | 82mm | 64mm | 93mm | 76.00mm |
来ました平均76mm!! 今までの最高記録、参式滑空銃身+でんでんむしの記録を抜いて首位に躍り出ました。やはり Magnus HD バレルは、ORGA さんの推奨する通り長掛けホップでその真価を発揮するのかもしれません。それにしても直径76mm のグルーピングというのは、面積で言うとタバコの箱と同じくらい、理論的にはそれを20m 離れて必中出来る精度ということです。
感動すら覚える結果でしたが、さらなる精度を求めてパーツを追加してみます。
参式滑空銃身と組み合わせて驚異的な結果を出した給弾ノズル、「でんでんむし」 です。
給弾ノズルは装着するのにメカボックスまでバラさないといけないので面倒ですが、これまでのテストでは十分その価値のあるパーツでした。
1mm 長いノズルと、チャンバー内で BB 弾を安定させる特殊な形状の先端が、さらなる精度向上を生むのでしょうか?レッツ計測!
まずは初速から。
SCAR-H メカボ改 初速 (10回計測)
平均 | 最高 | 最低 | 差 | |
ノーマル | 82.99m/s | 83.53m/s | 82.42m/s | 1.11m/s |
でんでんむし | 83.55m/s | 84.18m/s | 82.99m/s | 1.19m/s |
どんぴしゃ Jr | 82.02m/s | 83.13m/s | 81.92m/s | 1.21m/s |
Magnus HD | 83.97m/s | 84.36m/s | 83.53m/s | 0.83m/s |
Mag+どんJr | 83.01m/s | 83.78m/s | 82.81m/s | 0.97m/s |
Mag+どんJr+でん | 81.96m/s | 82.36m/s | 81.54m/s | 0.82m/s |
ん?Magnus HD+どんぴしゃよりさらに初速が落ちてしまいました。まあ誤差の範囲ですが、もしかするとルーズバレルに合わせて交換したバネがなじんできたのかもしれません。(各テストの間では、試射やホップ調整のため2マガジンほど撃っています)
続いてグルーピング。
Rd1 | Rd2 | Rd3 | Rd4 | Rd5 | 平均 | |
ノーマル | 121mm | 123mm | 168mm | 93mm | 107mm | 122.4mm |
でんでんむし | 62mm | 121mm | 94mm | 66mm | 99mm | 88.4mm |
参式+でん | 81mm | 87mm | 77mm | 81mm | 68mm | 78.8mm |
どんぴしゃ Jr | 74mm | 73mm | 56mm | 91mm | 102mm | 79.2mm |
参式+どんJr | 141mm | 191mm | 120mm | 110mm | N/A | N/A |
Magnus HD | 92mm | 103mm | 81mm | 84mm | 90mm | 90.00mm |
Mag+どんJr | 72mm | 69mm | 82mm | 64mm | 93mm | 76.00mm |
Mag+どんJr+でん | 65mm | 77mm | 82mm | 76mm | 80mm | 76.00mm |
なんとでんでんむし装着前と全く同じ76mm! 素晴らしい結果に変わりはありませんが、参式滑空銃身に追加した時のような劇的な効果は見られませんでした。あえて言うなら、いちばん散った時でも82mm と、でんでんむしを加える前に比べて10mm も小さなグループになっていて、さらに安定したと言えるかもしれません。
いろんなパーツをテストするうち、実はこの安定性が一番重要なんじゃないかと思っています。10発に1発大きく外れるけどその他は10cm にまとまる鉄砲と、何発撃っても必ず15cm にまとまる鉄砲があったとして、自分なら後者を選びます。(まあ 「必ず」 なんてのはありえませんが) みなさんも鉄砲をいじってみる際、初速やグルーピングの 「安定性」 を評価してみると面白いですよ!
さあ、これで6月30日をもってクローズしてしまったブルーターゲットさんで行ったテストは全て記事にしてしまいました。
この検証を始める前からお世話になっていて、たくさん楽しませていただきました。鉄砲が組みあがるとまずお邪魔させていただいたものです。約1年と短い間でしたが、ありがとうございました!
後継公式レンジが未定なため、次いつ検証できるかわかりませんが、一応次回検証するカスタムパーツをご紹介・・・こちら!
鉄砲紹介 (東京マルイ ガスブローバック Glock 19編)
HK45CT サイト調整失敗!&バレル交換成功!
HK45CT のサプレッサー&ケース!!
HK45CT 実射&カスタム!!
トレポン流速化!? Move 153カスタム!
SEAL なスコープのマウントリング!
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HK45CT 実射&カスタム!!
トレポン流速化!? Move 153カスタム!
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