2014年12月04日

ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)

前回の記事の最後に書いた通り、わたくしアメリカ合衆国に来ております。聞くところによると同じ時期に全快さんもアメリカにいらしているということで、自分の仕事は西海岸だったのですが、


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)やってきましたニューヨーク!! が、なんと全快さんは入れ違いで帰国してしまっていました。さびしい・・・。


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)そんな傷心を癒すため、花の都パリへ。エッフェル塔になんかパリっぽい建物


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)はい嘘です。他にもエジプトとかローマとかベニスとかあるんですが、タイトルでモロバレの上に面倒なのでやめます。そう、ここは砂漠の真ん中の眠らない街、ラスベガス!!

と言っても自分はギャンブルにも興味ないし、華やかなショーも野郎ひとりで行ってもしょうがないので、前から行ってみたかったツアーに参加してきました! その名も 「デザートシューティングツアー」 !! いわゆる実銃シューティングは他の町でもできますが、ここラスベガスのあるネバダ州は全米でも稀にみる銃規制ゆるゆるの州なのです。なのでほとんどの州で民間人が合法的に所持することが難しい、フルオートマチックの銃サプレッサー付の銃も撃ちまくれるという、まさに鉄砲好きのパラダイス

参加した 「デザートシューティングツアー」 は、日本人の元自衛官にして NRA インストラクターの資格を持つ、キャプテン中井氏の運営するシューティングツアー。弾の込められた銃を横からほいっと渡されてバンバンはい終わり、な感じが多い市中の観光シューティングと違い、銃の取扱いから構え方、エイミングの基礎までじっくり教えていただけます


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)というわけでやってきました、砂漠の真ん中のシューティングレンジ。かなたにぽつぽつと見える白いのがレンジのテントです。最大900m まで射程の取れる広大なレンジです。


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)的の準備をしてくださる中井氏。12インチの金属円盤を使用します。当たったところがわかるようにスプレーでペイントします。塗り直せば何度でも使えるエコ仕様


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)射台から的を望む。約25m くらいですが、30センチの的は小指の先ほどの小ささこれ当たるのか・・・?


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)そんな心配をよそに、こちらが本日のハンドガンラインナップ!! エアガンでなじみの深い銃が多いですが、見たこともない銃も。


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)トップバッターはこちら。AWCAmphibian です。Amphibian とは両生類、転じて水陸両用のことで、その名の通りマットに仕上げられたステンレス製、海中から陸上に移行するオペレーションに対応します。フレームの形を見るとわかる通り、ベースはルガーですがバレルはサプレッサー仕様になっていて、22口径という弾薬と相まって非常に静かな銃です。反動も少なく、ガスブロのエアガンのようにぱんぱん撃てます


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)続いてはリボルバーS&W357マグナム。こちらは38スペシャル357マグナムの両方が使えます。リボルバーは初めて撃ちましたが、すんごい当たる! 作動部品が少ない分精度が高いんだそうで、オートの7~80%の銃身でも同程度のアキュラシーだとか。


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)はい、次はおなじみ SIG P226。弾丸はポピュラーな9mm パラベラム


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)FDE のフレームがめちゃかっこいいです。バレルはサプレッサーが付くようにネジが切ってあるタイプ


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)ここから唐突に射撃シーンもあります。中井さんに撮っていただきました。意外なことに、この日撃った5丁の中では一番当たりませんでした。自分が下手なのもありますが、トリガーにクセがあってハンマーの落ちる位置がわかりにくかったような。


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)お次は H&K Mk23、いわゆるSOCOM ピストルです。弾丸はいよいよアメリカ人が愛してやまない45ACP 弾です。


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)今まで撃ってきた .22LR9mm パラベラムと比べるとひとまわり大きくてまるまるとしています。


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)大型で重量があるせいか、そこまで反動を感じませんでしたが、銃声はイヤマフをしていてもキーンと耳鳴りがするレベル。そして P226よりよく当たりました


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)そして最後、H&K USP Tactical のサプレッサー仕様!! 今日の一番のお気に入りです。


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)とにかくよく当たる銃で、強力な45ACP 弾を使用するにも関わらずコントロールしやすく、5発中3発がワンホールになるほどまとまりました。


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)気に入ったので写真多めUSP Tactical はサプレッサーの装着を前提とした装備で、ネジを切ったバレル、サプレッサーに隠れない背の高いフロントサイトアジャスタブルリアサイトなどが特徴です。


ベガスの砂漠でシューティング (ハンドガン編)写真ではわかりませんが、チャンバーにはローデッドインジケータが付いていて、スライドを引かなくても薬室への装弾の有無が確認できます。

5丁のハンドガンを撃ってみて、銃にはさまざまな個性があることがわかりました。特に重要なのはトリガーフィーリング。エアガンでゲームをしてる時にはまったく考えてませんでしたが、弾道が見えない実銃では撃ちながら修正とかできないので、ハンマーが落ちる間際のサイトピクチャーが全て。手持ちで撃つ以上完全に銃を静止させることは出来ないので、いかにサイト上に的がある状態でハンマーを落とせるかということになり、トリガーを引く指の感覚でハンマーの落ちる瞬間を感じられることが重要になります。ダイレクトなトリガーフィールのリボルバーやマッチトリガー装備の USP Tactical でよく当たって、遊びを引ききった後に粘る感じの P226で当たらなかったのはその辺が原因かなーとか思いました。

というわけで砂漠のシューティングツアー、ハンドガン編はここまで。次回長物編に続きます!
To be continued!!





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Posted by taroybmx  at 17:00 │Comments(2)雑記

この記事へのコメント
お仕事合間のブログお疲れ様です!
長物編とおそらくあるであろう散財編が今から楽しみです!(笑)

ベガスって今の時期寒いんですね。
体調に気をつけてくださいね〜!
Posted by ユーマンユーマン at 2014年12月04日 19:08
>ユーマンくん
長物編アップしました&日本に帰ってきましたー
散財編はそのうちにw
Posted by taroybmxtaroybmx at 2014年12月09日 18:00
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