2014年09月26日

結局いってしまった WMX200

結局いってしまった WMX200

― 手が届かないとあきらめたはず
― でもやっぱり忘れられなくて

というわけで結局 Insight Technology 社製 WMX200 をゲットしてしまいました。
もうダメだ



結局いってしまった WMX200はい。気を取り直して中身を見ていきましょう。何となく官給っぽい黒いソフトケースに収まっています。内容物は本体リモートスイッチ取説クイックリファレンス的なマニュアル。余談ですがこういう写真のことを自分のいる業界ではファミリーフォトと言います。家族写真


結局いってしまった WMX200以前レプをゲットしているので知ってはいたものの、本体はかなりコンパクト。ぎゅっと凝縮された感じがあります。


結局いってしまった WMX200裏面。なんてことないクランプですね。ほんとは Rotate Mount という取り付け角度の変えられるクランプがよかったのですが、そんな贅沢は言ってられません。これは Fixed Mount というタイプ。


結局いってしまった WMX200ベゼルは少し偏心していて、空いた隙間に IR モジュールが収まっています。同じ可視光/IR 切り替え式のライトでも、Surefire とはだいぶ違う方式ですね。


結局いってしまった WMX200可視光は2段階の明るさがあり、High は約200lm。直視できないくらいのまぶしさです。駆動は CR123A を2本。


結局いってしまった WMX200オペレーションはテイルスイッチ付属のリモートスイッチで行いますが、これがなかなか凝っています。テイルスイッチは2段階に押し込めるようになっていて、押し込む深さと押し方 (シングル/ダブルクリック、長押し) によって挙動をコントロールします。基本的には深く押し込むと High モード (200lm)、浅く押せば Low モード (5lm) で点灯しますが、それぞれシングルクリックモメンタリオンダブルクリックコンスタントオンになります。また、ダブルクリック後長押しすることでストロボモードになり、長押しを続けている間激しく点滅して敵の視界を幻惑します。ちなみにストロボモードは High のみ、リモートスイッチでの操作も High のみの点灯となります。


結局いってしまった WMX200先ほどの写真のように、ゴム製のテイルスイッチを取り外してリモートスイッチを装着できるのですが、コネクタ部がそのままテイルスイッチになり、リモートのテープスイッチと本体のプッシュスイッチの両方でオペレーション出来ます


結局いってしまった WMX200が、自分の M4 には LAM が載っているので、この素晴らしいスイッチは使わず、Insight 社純正のデュアルスイッチを使います。


結局いってしまった WMX200というわけで装着わー、超かっこいいフロントヘビーになりますが、もともとコンパクトな銃なので、取り回し時にはそれほど気になりません。AFG もいいのかな。


結局いってしまった WMX200スイッチ側から。ちょっとケーブルを引っかけそうなので、タイラップなどでまとめた方がいいかもしれません。


結局いってしまった WMX200せっかくなので先日購入したレプと比較してみます。うん、まず色が違いますね。レプの方にはマットなカーキを吹いてるんですが、それでもレプの方がぴかぴかです。あとロゴの向きが違いますが、これはマウントの違いによるものかも?


結局いってしまった WMX200しかしサイズや細部の造形などはかなりの再現度。レプやり過ぎです。


結局いってしまった WMX200テイルスイッチは前述のようにかなり特徴的なので、ほとんど再現出来てません。が、このレプのスイッチも非常に使いやすいんですよね。むしろ純正よりいいくらいです。


結局いってしまった WMX200ベゼルの比較。レプは IR 発光しませんので、当然モジュールもありません。しかしその他の再現度はほぼ完璧。ベゼルの内側にある細かいモールドまで同じです。レプやり過ぎ


結局いってしまった WMX200可視光、IR、システムOFF を切り替えるダイヤルは、レプでは動きません。ここも回らない以外はほんとよくできてますが、イモネジが無かったり、ローレットの目が粗かったり、細かい違いは見られます。


結局いってしまった WMX200ぱっと見で一番違いがわかるのがこのマトリクスコードの部分。レプでは本体のボディにそのままプリントしてあるんですが、実物はくぼみが切ってあります。まあそれだけなんですけど。

最近の写真を見ると、MARSOC だろうが陸特だろうがほとんどの方が使用しているこのライト、確かに使い勝手機能は優れているように思います。ただ、あまりにレプの出来がいいので、あの色さえ何とかできれば、コスプレ的にはレプリカで十分かと思います。

でもやっぱり忘れられなかったんです!!






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Posted by taroybmx  at 01:10 │Comments(3)光学機器/ライトライト

この記事へのコメント
始めまして、最近ブログを見始めて過去記事も全部見てしまいました。笑

いきなりですが質問です。
現職の方々はなぜこのライトを選択したのでしょうか?
単なるスペックだけだとsurefireなど同程度の物があると思います。コスト的に上回るこちらを選択する要因はどこにあると思いますか?
好みが要因である可能性も考えましたが、実際手に取って感じた違いがあれば教えていただきたいです。

今後も楽しみにしております。
Posted by 座敷童 at 2014年09月26日 22:47
>座敷童さん
はじめまして! こんなブログの過去記事まで読んでいただきありがとうございます!

ご質問の件ですが、自分はただのミリ好きなので本当のところはわかりませんが、傘下に Insight Technology や EoTech などを抱える L3 Warrior Systems が軍と密接な関係にあるからじゃないでしょうか? Insight は PEQ15 などの LAM や NVG も多く制式採用されていますし、WMX200 の前の制式 VBL の M3X も Insight の製品です。M3X の頃は性能がかなりイマイチだったので、個別に Surefire を使用している隊員の写真もよく見られましたが、WMX200 になって性能差が縮まったからか、こぞってこれを使うようになったのではないでしょうか。

自分の持ってる可視/IR 切り替え式のライトはこれと Surefire の M600U + KM2ヘッドのなんちゃって M620V しかないのですが、性能的には High モードのlm値、ストロボモードの有無などで WMX に軍配が上がる気がします。見た目は完全に好みの問題だと思いますが、自分はデュアルスイッチまで含めると Surefire の方が好きかもです。

長々とすいません。今後ともよろしくお願いします!
Posted by taroybmxtaroybmx at 2014年09月27日 11:11
返信ありがとうございます!

やはり、軍との関係や装備システムの統一などいろいろあるんですね。
貴重な意見ありがとうございます。
勉強になります!

確かに改めて機能を聞くと細かいところでもwmx2が勝っているんですね。勉強不足でした…

surefireはかっこいいですよね。美しいというか見惚れてしまいます笑
そのせいか、少し贔屓目で評価してしまいますが「気に入ってる」という気持ちも重要なスペックだと信じて使っていきたいですね。笑

今後もブログ応援しています!
Posted by 座敷童 at 2014年09月27日 16:21
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